A. トレーラーハウスやキャンピングトレーラーは、電気・水道・ガスのライフラインをつなぐだけで、 設置したその日から使用出来るようにキッチン、シャワー、エアコン、ヒーター等の 設備・器具が標準装備されていますので、キャンプだけではなく、住居、セカンドハウス、別荘、離れ、子供の勉強部屋、 趣味の部屋、事務所、ペンション、コテージ、レストラン、店舗、仮設住宅、仮設事務所等、用途は様々で、 色々なメーカーから、使い方に合った最適な室内レイアウトのモデルを選ぶ事が出来ます。
Q. トレーラーハウスのメリットは？
A. トレーラーハウスは住宅と違い、どこにでも移動・移設が出来るので、下記の様なメリットがあります。
・ 建築物と違い納期が早く（最短約1ヵ月）、しかも低コスト
・ 設置したその日から使用可能
・ 不要時には、直ぐに売却が可能で、その上、高額な解体費用が不要
・ 事業用途では4年の短期で償却が可能
・ 建築物と違い固定資産税が不要
・ ナンバー登録をしなければ、自動車税や重量税は不要
建築物と比べた場合、税金、コスト両面に非常に大きなメリットがあります。
Q. 車両？ それとも家？
A. 分類上は、トレーラーハウスはキャンピングトレーラーの一種で、被牽引車両になります。 しかし、塀で囲んだり、タイヤを外してしまう等、「随時かつ任意に移動できるもの」ではない状態ですと建物として扱われます。
また、ナンバー登録しない限り、自動車取得税、重量税、自動車税等の税金は課せられませんし、 不動産にも該当しないので登記の必要も無く、固定資産税も課せられません。
Q. 建築基準法上の取扱いは？
A. 国土交通省から通達された、「平成9年3月31日建設省住指発第170号によりトレーラーハウスのうち、 規模、形態、設置状況等から判断して、随時かつ任意に移動できるものは、建築基準法第2条 第1号の規定する建築物には該当しないものとして取り扱うこと。」に該当しないものは建物として扱われます。
Q. 基礎工事が必要？
A. 建築物と違って、基礎工事は必要ありませんので、設置に余分な費用は発生しません。
Q. 設置は？
A. 通常、大きさや総重量に応じ、4〜8個程度の固定ジャッキを使用して、水平になるよう設置します。
設置場所は、平地で大きな段差が無い所が理想ですが、設置困難な場所でもクレーン等で吊り上げ設置が可能です。
Q. 本体以外の費用は？
A. 被牽引車両としてナンバー登録しない場合は、下記のみとなります。
・ 陸送費
・ 設置工事費用（必要に応じて）
・ ジャッキ費用（必要に応じて）
・ ライフライン工事（現状で、電気・水道・ガスのご用意がまだの場合）
※ライフライン工事は、設置場所の現況、内容、工事業者等により費用に違いがあります。
設置場所最寄りの工事業者に見積もり依頼される事をお勧めいたします。
Q. 水道・電気・ガスは？
A. トレーラーハウス内の設備・器具を使用するに当たり、電気は30A又は50Aのコンセント、水道の接続は止水栓が有れば、DIYでも比較的簡単に接続する事が出来ます。
ガス関係（ガスコンロ、温水器、FFヒーター等）は、プロパンガスの供給会社に依頼してボンベを持って来てもらえば使用出来ます。
・ 電気：外部配電盤・接続コンセントに接続します。
※本体付属の電源ケーブルをコンセントに入れるだけです。
・ 水道：上水道などの止水栓に接続します。
※本体と止水栓の蛇口を1本の専用ホースでつなぐだけです。
・ ガス：プロパンガスボンベに接続します。
※本体には、ガスボンベは付属しません。ボンベと本体ホースの接続アダプターが別途必要、もしくは
コネクターを日本の規格の物に交換が必要。
※ただし、「随時かつ任意に移動できるもの」に該当するように設置する場合には、道具を使用せずに
切り離し出来る方法で接続する必要があります。
ご参考までに動画をご覧ください。
Q. トイレはどうなっているの？
A. 一般住宅と同じで、水洗トイレが標準装備されています。汚水タンクが装備されていますが、直接、下水道・浄化槽等へト レーラハウスからのホースを接続して排水する事も出来ます。
Q. 地震には大丈夫？
A. 移動して使用する事を前提に、地震同様の耐衝撃性、耐振動性を考慮して頑丈に設計、 製造されていますので、家屋の様に倒壊の恐れはありません。
また、内部の家具は、普通の住居で個別の家具を置いただけとは違い、最初から作り付け の固定となっており、移動する事を前提に転倒し ないよう考えて作られています。器具も固定バンド等で落下を防いでおり、地震時にも安全・安心です。
最近の例では、東日本大震災で、設置の簡便さやその安全性から、実際にトレーラーハウスを事務所や住宅として使用しているケースがあります。
Q. 搬入経路について？
A. 直線道路では、４ｍ以上、カーブ等、交差点では、７ｍ以上の道路幅が必要となります。
また、高さがありますので、４ｍのクリアランスの確保と、周辺の障害物の確認が必要となります。
Q. 設置したい土地に搬入できるか不安が有るのだが、調査はしてもらえるの？
A. ご安心ください。ご相談は、一切無料にて行っております。
予め、敷地や周辺の状況をお聞きして、地図や航空写真にて検討いたしますので、設置場所の正確な住所と土地の大きさ（間口×奥行き等）と段差・障害物の有無等をお知らせ下さい。
必要であれば現地に出向き、搬入可能か調査・確認いたします。
その場合、往復の交通費（実費）と宿泊を伴う場合は宿泊費のみをお願い致します。
Q. 自動車通関証明、製造証明書は発行されるの？
A. 勿論、自動車通関証明、メーカー発行の製造証明書をお付けします。
全ての取り扱いメーカーは、アメリカ政府の認可を得て製造し、多種・多項目に渡る厳しい検査基準をクリアーしたものばかりですので、安心してお求めになれます。
Q. 他店で購入したトレーラーハウスでも移動・設置してもらえるの？
A. 勿論、近距離・遠距離にかかわらず、お引き受けいたします。お気軽にご相談下さい。
Q. 内装のリフォームや外装のメンテナンス、ペイントは？
A. 内容やご予算に応じ承ります。お気軽にご相談下さい。
Q. エアストリーム、カーゴトレーラー等を移動店舗仕様にしたいのだが？
A. 物品販売仕様、飲食店用のキッチン設置やその他什器の設置等は、内容やご予算に応じ承ります。お気軽にご相談下さい。
Q. エアストリーム等のビンテージトレーラーのレストアは？
A. 内容やご予算に応じ承ります。ポリッシュ加工も承ります。お気軽にご相談下さい。
Q. アフターサービスやパーツや用品の供給は？
A. トレーラーをご購入のお客様には、どんな小さな部品でも、アメリカより純正部品は勿論、豊富なパーツや用品を格安にて輸入致します。お気軽にご相談下さい。
※納期は1〜2週間位